これまでに中古ドメインの基礎やスピード感を持って稼ぐことができる理由について解説していきました。

今回からは具体的に中古ドメインをどこで購入することができるか」について紹介していきたいと思います。

それぞれの購入方法についてはまた別のレッスンで解説していきますので、今回は「こんなところから購入できるんだぁ」くらいの軽い気持ちで読み進めてみてください。

中古ドメインはどこで購入するのか?

まず「どこで購入するのか」ということを紹介する前に「どこで取得できるのか」というもう少し大まかな概要もここで紹介しておきます。

以下の表をご覧ください。

取得方法メリットデメリットおすすめの人
ドロップキャッチ一番安く購入可能失効ドメインを探すところから始まるため時間がかかるドメイン選定力が求められる超上級者向け
バックオーダードメイン取得を業者に依頼できる(≒仮予約)いつドメインが完全失効するか不明ドメイン選定力が求められる上級者向け
オークション業者査定済みのドメインが取得できるペナルティ付きのドメインも混ざっていることもあるオークションのためある程度の資金が必要となる初・中級者向け(資金力がある方)
エスクロー(購入を代行する)
定価購入業者査定済みで比較的安心時間をかけずに最短でドメインを取得できるコストが一番かかる初級〜上級者まで

※エスクローはほとんど使用することはないので割愛します

どこから取得するかを決める大きな要因はおそらく「ドメインの予算」と「時間」のバランスだと思います。

時間はめちゃくちゃあるけど、ドメインの予算がどうしてもないという方は失効しているドメインを探すところから始める「ドロップキャッチ」という手段もありなのですが、

  • 失効ドメインを探す時間と労力
  • そのドメインが良質かどうかを見極める選定力

といった観点から費用対効果というのは正直かなり悪いです。

なので、ある程度の出費を覚悟してでも中古ドメイン業者経由でドメインを取得する方が安全かつ時間がかからないのでおすすめです。

ということでここからは中古ドメイン業者経由でドメイン取得する前提で話を進めていきたいと思います。

オークションでドメインを購入する

オークションでドメインを購入するのも個人的にオススメの一つです。

代表的なオークションといえば、お名前.comの.jpオークションです。

.jpの中古ドメインとなるので、過去の運用歴が日本語であることはほぼほぼ約束されています(海外運用のドメインだと少なからずリスクはあります)

どのドメインも6,600円から入札が可能ですので、運が良ければ良質なドメインを最安値で購入することができます。

一方でデメリットは以下の通り。

  • 過去誰かが”中古ドメインとして”使用されているものも混ざっている
  • ジャンルによっては数十万円〜数百万円するドメインもある

そのため、「多少のドメイン選定力」と「資金力」が必要な方法です。

定価購入でドメインを購入する

中古ドメインを定価購入できる業者は海外サイトを含めてたくさんあるのですが、日系の中古ドメイン業者で有名どころといえば、

のどちらかで購入することがオススメです。

特にラッコ株式会社が運営する「中古ドメイン販売屋さん」は、

  • クレカ決済可
  • 即日納品
  • 返品保証
  • インデックス保証
  • 豊富なジャンルの取り揃え

といったサービス面・条件面を踏まえるとかなり良い業者ともいえます。

定価購入でのドメイン取得で注意すべきことは、決まった時間・曜日に新着ドメインが更新されるため、その新着ドメインは早い者勝ちということになります。

オークションは資金力で取得できますが、定価購入はスピードも大事ということを覚えておいてください。

中古ドメイン販売屋さんから購入する実演動画を撮影しておりますので、詳しい購入方法については以下の記事をご覧ください

「中古ドメイン販売屋さんで選定するシーンを実演」を後で導入する)

中古ドメインの相場や予算はいくら?

中古ドメインの購入方法を把握したところで、次に気になるのがそのドメインの相場や予算といったところだと思います。

相場についての結論から言えば、

  • 相場という概念はほとんどない
  • ジャンルによって大きく値段が変わる

といった感覚です。

良質な被リンクがついているものや日本語での運用歴があればオークションにおいても定価購入においても多少値段が上がりますが、必ずしも高い値段で売られているということにも当てはまりません。

なので、相場という観点から購入するというよりかは、「ご自身の予算に合わせて手が届く良質なドメインを買う」といった姿勢でいましょう。

それを踏まえて予算についてアドバイスすると、1つのドメイン1〜3万円であれば良質なドメインは普通に転がっています。

安すぎても新規ドメインとほとんど変わらないドメインばかりですし、高すぎのドメインは必ずしも良質とは限らなく、購入も現実的ではないので、一つの基準として1〜3万円は用意しておいた方がいいと思います。

次のレッスンで中古ドメインの選定方法について詳しく解説していきますが、ご自身の決めた予算内で良質な中古ドメインを見つけることが何より大事であるということは覚えておきましょう。

まとめ

中古ドメインの購入方法について紹介していきましたが、色々な方法に手を出すよりかは最初は「オークション」もしくは「定価購入」で中古ドメインを購入することをオススメします。

また相場もあってないようなものなので、自分が取得したジャンルの中古ドメインと用意できる予算に合わせて条件の合った中古ドメインを選定していきましょう。