既存の記事を中古ドメインに載せ替える方法
「今、運営してるブログを中古ドメインに載せ替えたい」
「強い中古ドメインが手に入ったので、既存記事を載せ替えたい」
今まで書いた記事を活用しながら中古ドメインを運営したい人もいるでしょう。
今回は既存記事を安全に中古ドメインに載せ替える方法についてまとめていきます。
既存記事を載せ替える方法は大きく分けて3つ
1:全部引っ越し(載せ替え)するパターン
2:部分的に引っ越しするパターン
3:ペナルティを受けて引っ越しするパターン
だいたいですが、この3つのシーン別に解説をしていけば良いかと思います。
1:全部引っ越し(載せ替え)するパターン
旧ブログの内容をすべて中古ドメインに載せ替えをするパターンです。
このケースであれば手順は2STEPでいけます。
1:All-in-One WP Migrationで引っ越し
2:リダイレクトをかける
この2STEPで完了します。
1:All-in-One WP Migrationで引っ越しする
All-in-One WP MigrationはWordPressのプラグインで、サイト全体を引っ越す作業を簡単にできます。
サイト全体の容量512MBを超えると有料版を購入する必要がありますが、こんなに簡単にWordPressサイトを引っ越しできるプラグインは他にはありません。
有料版も買い切りで$69なので、日本円にして8,000円くらいです。
少々、値段はしますが、
今後の作業を楽にするためには良い投資だと思います。
下手にWordPressの引っ越しで苦戦をするよりは、プラグインに頼ったほうがいいので、こちらをおすすめしています。
操作1:プラグインのインストール
WordPressのダッシュボード画面から「プラグイン→新規追加」で、「All-in-One WP Migration」と検索をして、インストールをしていきましょう。
インストールが完了したら「有効化」を押します。
操作2;バックアップ前の準備
データ移行の失敗を防止するため、いくつかの事前準備を行っておきます。
WordPressのアップデートを完了させておく
ダッシュボード画面の更新1と出ていたら、更新ができます。
相性が悪いプラグインを停止させておく
SiteGuard WP Pluginは相性が悪いと言われていますので、無効化をしておきましょう。
他にもセキュリティ系のプラグインは一時的に停止をしておいたほうが安全に引っ越しができるかと思います。
操作3:バックアップのエキスポート
WordPressのタブで「All-in-One WP Migration」が表示されているので、「エキスポート」を選択しましょう。
こちらのファイルを選んでいきましょう。
こちらの「◯◯.com(ドメイン)をダウンロード」をクリックして、ローカルにバックアップファイルをダウンロードをしましょう。
この時点でダウンロードサイズが512MBを超えていたら、有料版が必要になります。
※有料版はぶっちゃけ安いので、買っておくといいでしょう。
これで旧ブログのバックアップ作業は完了です。
次は移行先(中古ドメイン)の設定を進めていきましょう。
操作4:移行先(中古ドメイン)のWordPressの設定をする
移行先(中古ドメイン)は先にWordPressをインストールをしておいてください。
中古ドメイン側もプラグイン「All-in-One WP Migration」をインストールをしていきます。
インストールをして、有効化をしてください。
そして、「インポート」をクリックします。
おそらくですが512MBを超えてしまう人がほとんどかと思います。
ですので、有料版の購入をしていきましょう。(無料の範囲でいける人はそれでOKです)
こちらの年間で$69かかるので、一度購入して使用をしたら、ライセンスの解約もしておくことをおすすめします。
うまく拡張のプラグインを購入したら、「ダッシュボード→プラグイン→新規追加」に進みます。
そして、zipファイルを解答しないままアップロードをしてください。
ファイルを選択して、今すぐインストールボタンを押します。プラグインを有効化してください。
拡張プラグインを導入すると、アップロードの制限が無制限になります。
これで旧ブログのバックアップファイルをインポートを進めていきましょう。
「ファイル」を選択して、旧ブログのバックアップファイルを選択します。
ネット環境にもよりますが、インポートは容量に応じて時間がかかります。
このような注意書きがでますが「開始」を押して下さい。
「サイトのインポートが完了しました」と表記されます。
「ここでパーマリンクの構造を保存する」をクリックしてください。
すると、パーマリンクの設定画面に移動するので、そのまま「変更を保存」を押してください。
これでインポート作業は完了です。
2:リダイレクトをする
WordPressの引っ越しが完了したら、すぐにリダイレクトの処理を進めていきましょう。
リダイレクトとは特定のURLにアクセスをすると、別のURLに自動的に転送をする設定のことです。
リダイレクトをすることで旧ブログで上位表示をしていた記事の検索順位を引き継ぐことができます。
また、WordPressの引っ越しをしたばかりのタイミングはネット上に同じコンテンツが2つ重複している状態になります。
Googleからコピーコンテンツと認識されないためにも、「リダイレクト処理がしてあるから、これは引っ越ししたんだな」と分かりやすい信号を送ってあげましょう。
リダイレクトする方法は動画のほうが分かりやすいと思いますので、こちらに動画を準備します↓↓
こちらの方法はエックスサーバーですが、コノハウイングなど他のサーバーでも簡単にできる設定がありますので、こちらはネットを検索してみるといいでしょう。とても簡単です。
注意
リダイレクトの設定は少なくとも1年間は保持してください。Googleのジョーンミュラー氏がTwitterで言っていました。
リダイレクト元の記事は消さなくて大丈夫です。
2:部分的に引っ越す場合
すべての記事を引っ越すわけではなく、中古ドメインに一部の記事だけを移行したい場合の方法です。
地道な作業にはなってしまいますが、あまり一気に移行するのではなく1日3記事くらいのペースで公開をしていくといいでしょう。
※こちらの動画に間違いがありました。「リダイレクト元の記事を消すべき」と言っていますが、正確には「リダイレクト元の記事は残しておく」ことがベターです。
こちら機会を作って動画を作成しますので、もう少々お待ち下さい。
3:ペナルティを受けて引っ越しするパターン
ペナルティを受けたことで、既存の記事を引っ越したいケースはあるでしょう。
こちらもAll-in-One WP Migrationを利用して引っ越しをするのですが、少し手順が複雑になります。
1:旧ブログの記事をすべて非公開にする
2:All-in-One WP Migrationで引っ越し作業をする
→この際、記事が非公開になってることを確認してください
3:旧ブログの記事が完全にインデックスから消えたことを確認
→非公開にして1ヶ月も待てば、自然に消えています
4:新ブログで1日2〜3記事ペースで記事を公開設定に
5:リダイレクトの処理は絶対にしない
特に、最後のリダイレクトの処理は絶対にしないように気をつけてください。
リダイレクトは旧ブログの悪い影響も引き継いでしまいます。