このページでは裏ルートでの中古ドメイン選定について解説をしていきます。
裏ルートでの中古ドメイン取得を使うと良質なドメインを安く購入できる確率が上がります。
「ドメインオークションではこのレベルのドメインを、こんな価格で買えない…!」
と驚かれる方もいる入手ルートです。
ハードルを上げすぎましたが”ドメインオークションで買うより20%OFFくらい”という感覚で捉えていただければと思います。
中古ドメインの相場自体は上がっているので、やはり予算は必要であることも事実ですので。
裏ルートでの中古ドメイン取得はなにか?
裏ルートでの中古ドメインの取得と言っていますが、これは
ドメインオークションに出回る前の中古ドメインを取得するスキーム
です。
.jpのドメインについてはjPRSという組織がドメインを管理していて、ドメインの失効期限が切れたら、jPRSが2次業者であるお名前ドットコムやVALUE-DOMAINなどに中古ドメインを下ろします。
そして、2次業者(お名前ドットコム、VALUE-DOMAINなど)も競売でドメインを仕入れており、2次業者間での仕入れたドメインが3次ユーザー(私たち)のオークションにかけられるのです。
流通の基本ですが1次業者(jPRS)と直接やり取りができたほうが安くドメインが取得できます。
裏ルートでの中古ドメインの取得はこの2次業者間の競売に参加できるということですね。
だから、安く買える可能性が上がります。
私は知り合いに2次業者の人と関わりがある人がいまして、独占でドメインを下ろしてもらえます。
裏ルートでの取得の流れ
それでは裏ルートでの取得の流れについてです。
毎月20〜22日くらいにドメインシートが公開される
毎月私の知り合いから失効予定のドメインの一覧が送られてきます。
そのドメイン一覧から使えそうな中古ドメインを仕分け作業をしていき、あなたに共有をします。
こんなかんじのシートですね↓
シートを確認して、自分の希望金額を記入する
シートの中に「入札金額、名前」という欄があります。
あなたは自分が欲しいと思う中古ドメインの列に、入札金額と名前を書いてください。
金額は基本的には自由ですが、私の経験に基づいた参考価格を載せてあります。
あくまで参考価格なので、この金額で競り落とせるかは分かりません。
どれくらいの金額を入れ込んでもいいのか分からない方は私の予想金額を参考にしてくださいね。
入札は早い者勝ち?
欲しいドメインが他の人とかぶってしまったら、そこは競りの原理です。
「入札金額が大きいほうが正義」ですので、上書きをしてもOK。
ただ、上書きをした場合はかならず全体チャットなどでもメッセージを送ってあげてください。マナーです。
最終的な金額の決まり方は?
あなたが5万円と入力して競り落とせたら、あなたが支払う金額は5万円です。
これは仮に3万円でも競り落とせたドメインでも、支払う金額は5万円になります。
つまり、
どのドメインがいくらで競り落とせるのかは入札のタイミングでは分からないってことですね。
この裏ルートの仕組みは「必要以上に費用がかかってしまった」ってこともあれば、「なぜか安く買えた」という現象も起きます。
ここらへんは運や巡り合わせもあります。
私の参考価格を見ながら、あなたが支払うことができる金額を入れてみてください。
入力した金額がそのまま支払い金額になります
あなたが10万円で入力をして、購入が確定したら10万円そのままかかります。
もしかしたら8万円でも競り落とせたかもしれませんが、10万円と入力をしてしまうと絶対に10万円かかります。
ドメインオークションみたいに相手の入札金額が分からないので、一度決めてしまった金額で入札されて、購入が確定したらそのまま確定します。
※購入が確定してから「やっぱり買わない」は通用しません。
金額の入力は千円単位から
金額の入力は千円単位でお願いします。
◯:30,000円
◯:33,000円
✕:32,980円
✕:32,300円
このように千円単位での入札をお願いします!
最低入札金額は2万円から
そのままの意味です。
入札金額の最低は2万円です。
1万円などの入札はできません。
入札はひとり1回/月まで
入札はひとり1回/月までです。
同じ月に2つ以上を入札をするのは原則禁止です。
ですが、急遽中古ドメインが2つ以上必要という事情がある場合は、直接ご相談ください。考慮します!
必ず履歴チェックをすること
中古ドメインで最も大事なのは履歴を確認することです。
過去の運用履歴を見て、不審な点がないかを確認して購入をすることが必須です。
ウェイバックマシーンというツールがあるので、こちらを見れば過去の履歴をチェックすることができますので、ご自身でも履歴をチェックするようにお願いします。
こちらで履歴のチェックはしていますが、毎月300個以上のドメインの判定をしていく中で履歴だけは漏れてしまう可能性はあります。
必ずご自身の責任のもとで履歴チェックをしてくださいね。
・サイト運営開始〜終了まで1つの運営サイトだったか?
・途中でアフィリエイトサイトに変わっていないか?
・アダルトサイトではないか?
・履歴が真っ白で、見えないところはないか?(大丈夫なケースも多いが、安全サイドに動いていい)
・他のサイトにリダイレクトされていないか?
記入が終わったら、待つだけ。
毎月の月末にシートが共有されて、翌月の頭(1〜3日)に競り落とせたかどうかの連絡がきます。
ここで競り落とすことができればドメイン取得は確定しますし、他の業者に競り負けていたら取得は失敗です。
結果を待ちましょう。
裏ルートでの中古ドメインの受け取り方
ここからは裏ルートでのドメイン取得ができた方のみに関係する内容です。
取得できた中古ドメインをどうやって受け取るのかについて。
入金をする
ドメイン代+手数料を私の口座に振り込んでください。
入手確定後に振込先をお伝えします。
振込手数料はご負担ください。
ラッコドメインに登録し、IDをえりに伝える
ラッコドメインというサービスに登録をしてください。
ラッコドメインは簡単にドメインの受け渡しができるサービスです。
ラッコドメインに登録が完了したら、「ラッコID」が付与されるので、そちらのIDをえりにメッセージにて教えてください。
業者からドメインを受け取り次第、あなたにドメインを渡していきます。