・上司の顔色を伺いながら仕事をするのが辛い
・人づきあいが正直面倒くさい
・誰かが話していると自分の悪口ではないかと常に気を払ってしまう
この記事では、こんな悩みに答えていきます。
この記事に辿り着いたあなたは職場の人間関係が正直面倒くさい、疲れる、どうでもいい。
そんな風に悩んでいる方でしょう。
この記事を書く私も過去に人間関係の悩みは常に尽きなかった1人。
上司や先輩には常に気を使いすぎて、偏頭痛に襲わるなんてことは日常茶飯事でしたし嫌われない為に「できます。」とキャパオーバーでも仕事を抱え込んでいました。
誰かが小さい声で話しているだけで¨自分の悪口ではないか・・?¨と怯えたり自分は人間不信なのではないか・・と悩んだこともありました。
そんな状況だった私が10年間会社員として働いてきて、ある方法を見つけた時から人間関係のストレスで悩みこむことはなくなりました。
そんな私の経験を生かして、この記事では誰にでもできる¨人間関係に悩まなくても済むコツ¨をご紹介していきます。
- 人間関係の基本・1番大事なこと
- 職場の人間関係の3つのコツ
この記事で紹介する方法は、誰でも出来る超シンプルな方法です。
是非これを知って頂いて、人間関係なんていう無駄なものに悩んで時間割くのを止めましょう!
About me : ERI
職業:在宅フリーランス
過去に10年間銀行で働き、女性社会をいかに賢く・強かに生き抜くか考え抜いてきた人間。現在はPC一台で場所や時間に縛られることなくビジネスに役立つ情報を発信中。
人間関係の基本は「相手を大切に扱う」こと
まず、職場の人間関係を良くするためにおさえておきたい大前提、それは「相手を大切に扱う」ということです。
「家族や彼氏でもないのに大切になんて思える訳ないでしょ・・」と思われた方、「思うフリ」で成功した私の体験談を書いていますので、読み進めてみてください。
例えば、皆さんが職場で先輩に質問をしたとしましょう。
そのときに、答えてはくれるけれども目を合わせもせずにそっけない対応をされたら、どうでしょうか・・?
「嫌なヤツ・・」「この人とは話したくない。」
と、つい距離をおきたくなってしまいますよね!
逆に笑顔で明るく答えてくれたとしたら、その後も何かとその先輩に話しかけやすくなりませんか?
日常でよく見かける一場面ですが、このように相手を大切に扱うことは、人間関係を良くするためには欠かせません。
これは、マズローの法則(欲求5段階説)でも証明されているのですが、
「他人に認められたい」「自分の重要性を認めて欲しい」
という欲求を満たすことは、あらゆる人間関係の土台になります。
この人間心理を理解しておくか否かで、皆さんが実践するコミュニケーション上のあらゆるノウハウが効果を発揮するかが決まります。
だからこそ、ここからお伝えしていく人間関係を良くするためのコツは、すべて「相手を大切に扱う」という前提に根差していることを、まずしっかりとおさえておきましょう。
人間関係を良くするための前提:相手を大切に扱えば、人間関係はうまくいく
職場の人間関係なんて悪くて当然!「相手を大切に思え」はフリだけでもOK!
・「相手を大切に扱う」なんて言われても、いきなりそう思えないんだけど・・
・嫌いなヤツは嫌いだから私には無理!
事実、職場で毎日顔を合わせる人間と言えど元は赤の他人。
「相手を大切に思え」なんてことは、急にできることではありません。
嫌いなヤツをいきなり大切に思えなんて出来ませんよね(笑)
それもそのはず、「職場の人間関係は悪くて当然」なんです。
「うちの会社は人間関係がよくない」という話をよく聞きます。
逆に、「うちの会社は人間関係が最高だ」「こんなに働きやすい職場はない」という話は、滅多に聞きません。
なぜでしょう。
それは、「すべての職場は人間関係がよくない」からです。
事実、働く男女500人に実施した「仕事に行きたくない理由に関する意識調査」の結果では、理由の一番に挙げられているのは人間関係です。
ご覧の通り、圧倒的に人間関係で悩んでいる方はとても多いのです。
私もこれまで転勤で6ヵ所以上の職場で勤務してきましたが、「人間関係がとてもよかった」という職場は、1ヵ所もありませんでした。
どんな組織でも、数十人から数百人のバラバラな性格の人が集まっているので、全員が仲良しというのは、ほぼありえない話なんです。
ですからそんな時は、「相手を大切に思っているそうフリ」だけで大丈夫。
相手に、
- 私の事を考えてくれている
- 〇〇さんって良い人だな、感じの良い人だな
- 話しやすいな
そう思ってくれたらこっちのものです。
では、どうすれば相手に「自分は大切に思われている」と感じさせることができるのか?
具体的な方法を伝授します。
職場の人間関係の3つのコツ
実際に私が行って効果的だった人間関係を良くする3つのコツをご紹介していきます!
- コツ①:聴き上手になる
- コツ②:自分から友好的な態度を示す
- コツ③:「ありがとう」を忘れない
早速1つずつ詳しくみていきましょう!
コツ①:1に笑顔、2に笑顔!
突然ですが、これまで生活の中でこんな場面に出くわしたことはないですか?
- 「いらっしゃいませ」もなく、無表情で愛想がないカフェの定員に嫌な感じを受けた
- 医者に行ったら、無表情な医者で何となく怖くて聞きたいことを聞けなかった
- 無表情の営業マンからセールスを受けたけど、協力してあげる気にならなかった
- 無表情の新人に何も教えたいと思えない
あなたが感じたその不快感や、嫌悪感。
これは、相手の態度があなたをそんな気持ちにさせているのです。
「無表情の人」は、あらゆる人間関係が不思議なくらい上手くいきません。
ミスしても、お客さんから許してもらえるのは、「いい笑顔であいさつ」のできていた店員さん。
無表情で接客していた店員さんは、なぜか、こっぴどく怒られます。
ミスしても、上司から許してもらえるのは、普段から「いい笑顔」でがんばっている人。
無表情の人は、それを見て「えこひいきだ!」と怒ります。
なぜ、そんな違いが出るのか?
それは、無表情は相手を「不安・不機嫌」にさせるからです。
イライラしている人は、怒り顔ではなく、無表情になります。
「何を考えているのか分からない人」って何だか近寄りがたいですよね。
どれだけ一生懸命がんばっていても、無表情だといつの間にか嫌われてしまう可能背があるのです。
「〇〇さん♪おはようございまーす!」と呼ばれて振りむくと、「満面の笑み」で歩みよってくる同僚。
・・その同僚を、嫌いになることは難しいのですよね。
あなたも「笑顔」でそんな「嫌いになることは難しい人間」になってみてください。
コツ②:聴き上手になる
実は、人間関係のトラブルの要因の大半は、相手の話を聴こうとしないことにあります。
聴き上手になることだけで、相手を安心させ距離を縮めるきっかけになるものです。
過去に、私の職場には誰もが認める怖いお局様がいました。
事あるごとに因縁をつけられ文句を言われることがあったので、誰もが接触を避けたいと思う一方、私はあえて彼女の「聞き役」として徹していました。
そうしたことで彼女との人間関係はとても上手くやれていました。
その詳細はこちらの記事でも紹介しています↓
ここで注意していただきたいのが、「聞いているだけ=聴き上手」ではないということ。
私は、彼女の話に耳を傾けて「たくさん反応を示す」ことを意識していました。
- 相手の話にあわせて笑顔になる
- 悲しそうな表情をする
- 「わかる!」「たしかに!」「なるほど!」「そうなんですね!」とあいづちを入れたりする
とにかく感情が豊かにすることが大事。
このように、感情豊かに接することで相手に「あなたの話は聴く価値があるよね」というメッセージを伝えることができます。
たとえ相手に淡々と注意されても、少しぶっきらぼうな態度を向けられても、まっすぐ目をみて相手の話を受け止めてください。
そんな聴き上手さんはどこにいっても受け入れられます♪
コツ③:「ありがとう」と言う
3つ目のコツは、嫌いな人にほど「ありがとう」を言うことです。
実は、「ありがとう」の一言は相手を変えるのに絶大な効果を持っています。
人間関係で悩んでいる時、「相手が態度を改めてくれたら解決するのに。」そう思うことはありませんか?
かと言って、簡単に相手を変えるのは至難の業。
そこでより簡単な方法として、自分が変わることをお勧めします。
それが、「ありがとう」と伝えるという行動です。
私の職場いた「ありがとう」を上手に使いこなし、敵を作らない体制を組むのが非常に上手だったY先輩のお話を少しお話ししたいと思います。
Y先輩は、理不尽なことで上司に叱責されても、「私の事を気に掛けていただきありがとうございます。」という言葉がすぐに出る人でした。
怒られて「ありがとう」という言葉はなかなか出ませんよね。
また、都合が良い時だけ質問してきて、自分の気が乗らない時は無視してくる同僚に対しても、「いつも忙しいのにありがとう。」と伝えていました。
職場で上司に報告をするときに、「今、お時間よろしいですか?」と声をかけて、「良いよ」と返答された際にも、本題に入る前に「ありがとうございます」と言っていました。
このように、Y先輩は「ありがとう」という言葉をなんのためらいもなく、すぐに口にできる人だったんですよね。
不思議とY先輩はいつも誰かに頼られていたし、Y先輩を悪く言う人は誰一人いませんでした。
実は、これ心理学でも証明されているミラーリングという効果があります。
好意を持つ相手のしぐさ、表情あるいは動作を自分が無意識に真似てしまったり、または 自分と同じような仕草や表情を行う相手に好感を抱く効果のこと。
誰かに「ありがとう」「○○をしてくれて嬉しかった」など、自分の行動や想いに感謝を伝えられると嬉しい気持ちになりますよね。
このミラーリングの効果によって、感謝の気持ちを持つ・伝えることで仕事の成果が上がったり、豊かな人間関係が築けたりとさまざまなメリットが存在します。
Y先輩も知ってか知らずかミラーリングをしていたんですね〜。
「〇〇さん、ありがとう」という、ちょっと照れくさい一言を、しっかりと口に出せる人を悪く思う人はいません。
でも、あなたが変われば相手を変えることができ、人間関係のストレスも減らせるきっかけになるかもしれません。
明日からどんな些細なことでも良いので、「ありがとう」を伝えてみてください。
面倒くさい職場の人間関係から逃れる3つの方法は超シンプル!
人間関係の基本・1番大事なこと職場の人間関係の3つのコツをお伝えしていきました。
【人間関係を良くするための前提】
相手を大切に扱えば、人間関係はうまくいく
【人間関係の3つのコツ】
- コツ①:聴き上手になる
- コツ②:自分から友好的な態度を示す
- コツ③:「ありがとう」を忘れない
人間関係に悩みを抱えている方、相手を変えるのは不可能に近いです。
どれも簡単にできる超シンプルな方法なので、是非一度試して、あなた自身の行動を変えてみてください。
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